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エージェントの料金差額のフシギ

留学エージェントを利用したことはありますか?実際に手続きを申し込んだことがないとしても、一度はエージェントのHPをのぞいてみたことくらいは、あるかも知れませんね。そこでやはり気になって見てしまうのが、紹介されている語学コースの料金や、留学手続きの代行料といった、費用面ではないでしょうか。

面白いことに、何社か比べて見てみると、同じコースでも料金設定が異なることに気付きませんか?一体何故同じものに対して違う料金が提示されるのでしょう。これを理解するためには、留学エージェントが成り立つ仕組みを理解する必要があります。

エージェントの料金差額のフシギエージェントというのは、海外の語学学校と留学したい人とを結ぶ、仲介役ですので、そこには手数料というものが発生します。この手数料は、語学学校側から受け取るものと、コース料金に予め手数料分を含めて留学申し込み者から受け取るものと、2パターンあります。エージェント料金の高い安いは、この手数料をどの程度とっているかに大きく左右されます。

ただ、高いエージェントは避けた方が良いかと言うと、これもそうは言い切れません。日本及び海外でのサポートが手厚かったり、コースにオリジナリティがある場合は、少々料金が高くても妥当だということになります。逆に安ければ良いかと言うと、良心的なエージェントももちろん存在しますが、そうでないところがかなり多く、手数料をもらって事務的に手続きを代行するだけで終わりならまだしも、例えば現地調査が十分でないために、いざ留学してみると全く質の悪い学校だったとか、そういう話は業界では実によく聞くものです。

海外で学び暮らすということがどうしても不安だったり、あるいは他では見ないコースが提供されているというような場合は、多少料金が高くても信頼できるエージェントを使うと良いでしょう。逆に、海外でのトラブルやリスクは当たり前、それも含めて勉強だと思っている、という場合は、とにかく安いエージェントを選ぶというのもアリです。

 

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留学に行くのはエージェントではなく、あなた「一人」

ところで、留学エージェントには、「サポート付き」のところと、「サポート無し」のところの二種類があります。「サポート」とは、日本及び海外において、申し込み時から出発~帰国後に至るまでフォローしてくれる、というものです。わからないこと、心配なこと、いざという時などの心の拠り所がある、ということですね。

また、特に留学出発前までは、本人は結構ナーバスになってくるので、日本における担当者との関係性は大事です。エージェントの担当者との二人三脚は、不安を解消し前向きな姿勢を保つのに一役買ってくれるのです。

「サポート無し」とはどういうことかと言うと、先に述べたような、ある意味〝心理的ケア〟までは感知しないということです。つまり業務上必要なこととして、代行手続きは行いますが、それ以上のことは基本的に対応しないことになります。

あなたなら、どちらのタイプを選びますか?私が勤めていたのは、「サポート付き」の、しかもお客様と担当者がかなり親密な関係性を保つようなエージェントでした。お客様には留学の初心者の方か、もしくはオリジナルのコースを希望される方がとても多かったものです。

特に留学初心者の方の場合、この「サポート」にすごく安心感を覚えられるようなのですが、実は私は、今になってふと思うのです。『日本にいる間、担当者を頼ってくれるのはいいけれど、海外に行くのはあなた一人なんですよ…。』つまり、担当者によるサポートが手厚すぎて、本人がそれに甘んじてしまう傾向も確かにあるのです。

所属していたエージェントの接客姿勢がこうだったので、私自身も〝お客様を甘えさせ〟ていたのかも知れません。でも、この機会に気付いて下さい。サポートがあることは、大変心強く、またとても有利なものです。

うまく利用すれば、他の留学生よりもはるかに大きなメリットを受けることができます。ですが、「そこに行けば何とかしてもらえる」といったようなサポートは望まないで下さいね留学は、語学を習得するだけではなく、異国の地で自立していくための貴重な機会なのですから…!

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「費用」よりも「価値」を大切に

エージェントによって何故料金の高い安いがあるのか、ということについては、別項でご説明しました。料金差には、明らかに他社と違うアピールポイントがあるものです。中には、これはちょっと暴利じゃないかと思うようなエージェントもあるのですが、そういったことも含めて、自分の中に持っておきたい基準があります。

それは、「費用」「価値」のバランスです。あなたが、どこに重点をおいて使うエージェントを決めるか、ということです。もし費用を重視するのであれば、手数料のとにかく安いエージェントを使えば良いのです。むしろ、手数料完全無料としているエージェントもあります(この場合、語学学校からの宣伝広告料がエージェントの利益となります)。

いや、最も安く費用を抑えようと思ったら、一番良いのは、海外の語学学校に自分で直接申し込むことです。費用を抑えた留学手配を行うことで、おのずと自分がやらなければならない仕事が増えますから、結果的には大変良い勉強になります。

一方、やはり費用よりも中身を大切にしたい、という場合は、多少の料金差には目をつぶって、エージェントと語学学校で作り上げた、魅力的なオリジナルコースを選択するのも面白いですし、また日本・海外での万全のサポート体制をうまく利用することができれば、現地での進学や就職といった可能性まで迷わず相談していけることになります。

要は、あなたにとって、費用と価値のバランスが取れていれば、それで良いのです。周りがどう言うかとか、他社と比較してみてどうか、ということももちろん大切ですが、一番大事なのはあなたの感覚や抱いている望みですから、そこに注目しながら納得のいくエージェント選びをしましょう。

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担当カウンセラーと親密になろう

エージェントに申し込むと、通常、申し込みを担当した「カウンセラー」が、出発までのあなたのパートナーとなります。タネを明かすと、あなたがエージェントへの問い合わせや資料請求をした段階で、あなたがどこの国のどんな留学を希望しているか、ということにより、そこで受け持つ担当者が決まるのです。

担当者は、あなたが希望する国について、自分も留学経験があったり知識が豊富だったりするので、あなたにとっては適当な担当者がつくということになります。ただ一部のエージェントでは、ほとんどその国の中身も知らないような状態で「イギリス担当」とか「オーストラリア担当」とか名乗っていることもあるので注意して下さいね。

担当カウンセラーと親密になろう一旦留学に申し込むと、その担当者とともに、出発までの道のりを歩むことになります。留学業界の場合、カウンセラーとお客様が密に連絡を取り合うことが多く、このため親近感を抱いたお客様は、ちょくちょくオフィスに寄ってくれるようになります。オフィスに寄っては、出発までの事前準備の相談をしたり、語学レッスンを受けていったり、またカウンセラーとのおしゃべりも楽しんだりします。

カウンセラー側としても、担当のお客様をサポートすることが業務のひとつなので、このようにお客様が心を開いていってくれるのは、とてもありがたいことなんです。カウンセラーは、自分が担当するお客様には本当に留学を成功させて欲しいと願っていますので、いろいろな相談や質問に対しても、実に親身に対応してくれます。あなたも、これを利用しない手はありません。

留学する国についての情報を入手するだけではなく、現地ではどういった進学先があるかとか、こういったボランティアがやりたいのだけど可能かとか、一見ムリかなと思う事柄でも、案外面白い情報をくれるものなんです。カウンセラーも人間ですから、親近感を覚えるお客様には、どうしたってサポートにも気合いが入ります。

だからエージェントを利用する場合は、担当カウンセラーと仲良しになっておくと、とっても得をするんですよ!

 

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留学した側として。そして元エージェントとして。

私が留学したのも随分昔になってしまいましたが、当時はここまでインターネットの普及が進んでいなかったこともあり、世の中に留学エージェントなるものが存在するなんてことも、全く知りませんでした。ですので私が頼りにしたのは、何冊かのイギリス留学関係の本くらいです。

本に掲載されている情報は、取材から出版までの期間を考慮しても、かなり時間が経過しているため、情報としての鮮度は良いとは言えません。そんな中で、本に書かれているわずかな情報と、パッと見の料金のリーズナブルさから、とある語学学校に決めてしまいました。

留学生活が始まり、英語にも慣れてくると、次に進学をしてみたいと思うようになりました。でも、自分の英語力がどこまで通用するのかが不安だったうえ、学校のスタッフにも何故かそれを相談しませんでした。相談する前に諦めていたのかも知れません。

それに、私はアルバイトのできるビザを持っていたのに、そんなことも知らずにいました。アルバイト店員からその先の可能性まであったかも知れないのに。その数年後、私は留学エージェントで働き始めました。自分がカウンセラーとなり、エージェントというものの利用価値を知るにつれ、すでに自分の留学が終了していることが残念でなりませんでした。

当時もしエージェントに相談したりしていたら、恐らく自己手配よりもずっと多くの使える情報を手にすることができていたでしょう。情報は武器です。それがあれば、自分の可能性を試す機会もグッと増えます。海外生活という貴重な経験なのだから、やはり私は、当時エージェントなる存在に出会ってみたかったなぁと、そう思うのです。

 

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