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イギリス留学について知っておきたい事

イギリスで日本を味わう
イギリスに長期間滞在していると、日本の暮らしが恋しくなる時だってあります。
カラオケとか、居酒屋とか、靴をぬぐ部屋とか、活字や日本の空気とか、何でもいいから日本を味わいたい、そんな気持ちにかられるのです。
私が留学していたのはケンブリッジだったので、そう簡単には「日本」を味わえる環境にありませんでした。
しかし、ケンブリッジからロンドンまでは、列車で約1時間半、そこには多くの日本人向け店が存在しています。これは行かないわけにはいきません!
よく訪れていたのが、ピカデリーサーカスにあるジャパンセンターです。
文字通り、日本製品や日本語新聞・書籍、インスタントものなどが販売されています。ジャパンセンターに行くと必ず買っていたのが、新聞と「赤いきつね」でした。
日本語の活字で仕入れる情報は、やっぱり英語よりも余裕で取り込めますし、また赤いきつねの和風だしなどは、飲みほしてもまだおかわりが欲しくなるくらいです。ただし、海外で買う日本商品は、当然ですがとても高いです。
日本で150円そこそこの赤いきつねも、当時ジャパンセンターでは500円くらいしましたから…
物凄い贅沢ですが、ロンドンで日本系の居酒屋に行ったこともありました。店内に一歩入った時のあの安堵感!「いらっしゃいませ~!はい○名様~!」というかけ声が懐かしい!
テーブル席もありましたが、そこはやはり、靴をぬいであがる小上がりを選びました。もう瞬間的に日本に移動したみたいです。居酒屋なので、「とりあえず生ください」と日本的に注文し、焼き物やご飯ものなどいろいろ注文しました。
生ものはさすがに敬遠でしたけど…
その居酒屋にはカラオケ室もあって、1時間7000円くらい取られます。それでもみんなで割り勘でカラオケをしたこともありました。
日本系の店はとにかく高くつくので、滅多に行けませんし、とても贅沢なものなのですが、留学のような長期滞在時はもちろんのこと、短期的に訪れる場合でも話のタネに寄ってみるとおもしろいかも知れませんね。
VJ Dayは気を付けてー戦時中の記憶が残る日本バッシング
日本にいた時には聞いたこともない言葉、「VJ DAY」。
一体何のことだと思いますか?
「VJ DAY」とは、「Victory over Japan」の略称で、「対日戦争記念日」のことです。
8月15日がその日で、イギリスにとっての終戦記念日であると言えます。
日本では、終戦記念日として、原爆の記憶を思い返しながら厳かに過ごすのが慣習となっていますが、その考えを一変させられる出来事がありました。
私は留学当時、VJ DAYのことなど全く知りませんでした。他の日本人留学生も同様です。
ところが8月14日、週末を前にして、学校の先生が一言「日本人学生は、明日はあまり外出しないこと」と言いました。いきなりそう言われても、意味がわかりませんよね?
そして翌15日、私は街でもブラついて来ようと思い、ホストファミリーに「ちょっと出かけてくる」と言いました。
すると、いつもなら軽く「行ってらっしゃい」と言ってくれるホストが、その時に限って「どこに行くの?どうやって行くの?どれくらい出かけるの?」と質問攻めにしてきたんです。
そう聞かれる意図が全くわかりませんでしたら、取りあえず聞かれたことに答えると、ホストが「自分もちょっと用事があるから、一緒に街まで行くわ」と言い、二人で歩いて街まで行くことになったのです。
後で、新聞及びテレビから知りました。イギリスでの8月15日は、戦争で日本に勝利した日。それは、ビルマで日本軍に捕虜にされたイギリス兵が日本兵によって残虐に殺された、ということを思い起こさせる日でもあるようです。
この時期イギリスでは、VJ DAY関連のキャンペーンが張られ、新聞各紙は日本バッシング記事に飾られ、街では日本人が白い目で見られたり、時には襲われたりすることもあるとか。
ホストは、何も知らないで出かけようとする私を守るために、VJ DAYのことを口にせずついて来てくれたのです。
日本人にとってイギリスは、ある意味憧れのイメージであり、イギリス人とは仲良くなれると信じています。
しかしその背景では、「イギリス捕虜を虐待した日本」という見方が未だ根強く残っているのも事実で、退役軍人の抗議は激しく、昭和天皇を悪魔と呼び、容赦なく日本を叩いてきます。
イギリスに住む日本人は、年に一度、自分たちが底辺に近いマイノリティであることを嫌がおうにも受け止めなければいけないのです。
もちろん全てのイギリス人がこのような考えであるとは言い切れませんが、あなたがイギリスを訪れようとするならば、イギリス人の根底に残る日本人観について、少しでも知識を得ておくべきではないかと思うのです。
留学にこれがあったら便利!
実際に留学生活を経験してみて、あったら良かったなぁと思ったもの、また現在の留学でニーズの高いものを、いくつか紹介してみます。
■ クレジットカード
誰でも1枚は持っていると思いますが、最近は写真入りのICカードを採用しているカード会社もあります。写真つきの個人情報なわけですから、これがIDカードとしても大いに役立つんです。
お勧めなのは、大手の銀行とVISAが提携している、三井住友ビザカードの〝写真入りICカード〟です。大銀行ですのでロンドンにもちゃんと営業所があり、とても安心です。
顔写真がついているため、万が一の不正使用も未然に防ぐことができます。ファーストカードとしてはもちろん、2枚目以降のカードとしても、留学前には手に入れておきたい一枚です。
■ 日本食
現地で買うとバカみたいに高い日本食は、出発時に日本から持ち込むか、後から送ってもらうのが一番です。私が好んで家族から送ってもらっていたのは、インスタントの味噌汁とおにぎり、えびせん、カップラーメンなどです。どれもイギリスにはない味なので、物凄く日本を味わえます。
■パソコン
私の留学時には、今みたいにパソコン必須の社会ではなかったので必要ありませんでしたが、現在ではパソコンなしに生活するのはかなり不便でしょう。
日本からパソコンを持っていきたい、という人も結構いるのですが、実はイギリスのパソコンとは仕様が違ったり、電圧の差があったり、プロバイダ契約が面倒だったりと、あまり良いことはないように思います。
なのでできれば、これから日本に帰国するという人から譲ってもらえるとベストです。すでにイギリスでの使用実績がありますから、特に不自由なく使えることでしょう。
使用頻度が少ないなら、ネットカフェでも十分です。語学学校あたりでは、大学のように大量のレポートを書くというようなこともないので、個人用パソコンはそこまで必要ないかも知れません。
■ 航空会社のマイレージ登録
以外と気にしていない人が多いのではないでしょうか?航空会社のマイレージ会員になっておくと、フライトに応じてマイルが貯まるのですが、特典として航空券がもらえたりするんですよ!
国際線だとがっぽりマイルが貯まりますから、マイレージ登録していないのはとてももったいないです。世界の航空会社はいくつかのグループを形成しているので、そのグループ内の飛行機であれば、直接の会員でなくてもマイルが貯まります。
私は3年ほど前からANAのマイレージ会員ですが、もうすぐ国内線の特典航空券がもらえそうです!
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